TikTokも広告収入とかあるのかなぁ…
「TikTokでたくさん稼いでいる人がいるけど、どうやって稼いでいるんだろう」と、疑問に思ったことはないですか?
TikTokは2017年10月からサービス提供、2021年1月から収益化が始まりました。
そのため、YouTubeよりも歴史が浅く、どのようにして収益化されているのか知らない人が多いのではないでしょうか。
TikTokを収益化してみたい人や仕組みが気になる人は、ぜひチェックしてくださいね。
TikTokは収益化できる
TikTokは、収益化できるSNSです。そして、TikTokはゼロから始めても収益化しやすいSNSと言われています。
なぜなら、TikTokは人気が出やすく収益を得るための条件が厳しくないため、すぐに大きな収益を生み出すことが可能なんです。
TikTokの収益化がいつから開始されたのかというと、2021年1月に実装された投げ銭機能(TikTok Live Gifting)からです。
2023年8月からは、新たな収益化プログラム「Creativity Program Beta」がスタートし、動画の再生回数に応じて収益化できるようになりました。
そして、この「Creativity Program Beta」に複数の機能アップデートを加えた「Creator Rewards Program」が2024年3月よりついに始まりました。
「Creator Rewards Program」の収益化の条件は以下の8つです。
- 個人アカウントを持っている
- 18歳以上
- フォロワーが1万人以上
- 過去30日間のおすすめフィードでの動画視聴数が10万回以上
- 5秒以上視聴された場合に動画視聴数としてカウントされます
- 同一アカウントからの動画視聴数は、1本の動画につき一回のみカウントされます。
- 報酬対象となるオリジナルコンテンツを投稿している
- 1分以上の長さの動画をTikTokに投稿している
- 「Creator Rewards Program」の対象国のいずれかに居住している
- コミュニティガイドラインと利用規約に違反していない
また「Creator Rewards Program」は、主に4つの指標(動画のオリジナリティ、再生時間、視聴者のエンゲージメント、検索価値)に焦点を当て、新たに報酬の計算式を最適化しました。
この計算式に基づいて、1分以上かつクオリティの高いオリジナルコンテンツが収益化の対象となりました。
TikTokは、収益化できるプログラムを日々進化させていっているのですね。
TikTokの収益化方法5つ!
TikTokの収益化のやり方には、5つあります。
投げ銭を受け取る
TikTokのライブ配信を行い、ライブ視聴者から投げ銭(ギフト)を受け取ることで収益を得ることができます。
しかし、ライブ配信と投げ銭機能を利用するには、条件があり、それらをクリアしなければ収益を得ることはできません。
投げ銭を受け取れる条件
- 18歳以上のユーザーであること
- フォロワー1000人以上いること
- ライブ配信を行うための条件が、フォロワーが1000人以上です
- 銀行口座を持っている
- PayPalとアカウントを連携させている
これらの条件をクリアして初めて投げ銭を収益化できるのです。
では、どうやって投げ銭を収益化しているのでしょうか。
投げ銭を収益化する方法
- ギフトをライブ配信中に視聴者がコインをギフトとして贈る
- ライブ配信終了後、視聴者より受け取った投げ銭(ギフト)は、「ダイヤモンド」へ変換
- 換金申請
- PayPal経由で登録した銀行口座に入金
このようにして、投げ銭が現金化され、ライブ配信者の収益になっているのです。
企業案件を受ける
企業からPR案件を案件を受けることで、収益化ができます。
企業側のねらいは、自社製品の認知度を上げ、サービス拡大や購買促進に繋げることです。
そのため、PR案件を受けるためには、フォロワー数と安定した再生数があることが必須です。
しかし、フォロワーを増やせば、誰でも収益化できるとも限りません。
企業は、自社製品をできるがぎり多くの人に手にとってもらいたいので、企業にとって依頼したいと思えるようなインフルエンサーを中心にオファーしているようです。
企業案件は、まとまった収入になりやすいので、案件を獲得できれば嬉しい収益化の方法ですね。
外部サイトへ誘導する
TikTokはプロフィール欄にURLを掲載できるので、そこから外部サイトへ誘導し、自社商品販売やアフェリエイトで収益化ができます。
どちらかというと、個人よりも企業が使っている収益方法ですが、セミナーを開催したりハンドメイド作品を販売する方などにもおすすめのようです。
また、アフェリエイトで商品を購入・契約してもらえれば収益化できます。
アフェリエイトでの商品成約率は1〜5%程度と低いため、1万人以上のフォロワーがいれば安定して収益化できるそうです。
TikTokは拡散力が高く認知を広げるには効果的であるため、商品の販売や契約だけでなく、YouTubeのリンクを掲載し、そこから動画視聴での収益化に繋げている方もいるようです。
Creator Rewards Program
TikTokでは、2023年8月より動画再生回数によって収益化ができるようになりました。
これは、「Creator Rewards Program」と呼ばれ、動画配信者が自身のコンテンツから直接収益を得るためのプログラムです。
TikTokはファンや動画の質を向上させると、YouTubeなどより人気が出やすく、再生回数が伸びやすいSNSです。
そのため、YouTubeの広告のように動画再生回数によって収益化ができるシステムは、現在では動画配信者にとって貴重な収益源となっているようです。
サブスクリプション
TikTokの「LIVEサブスクリプション」も収益化ができます。
「LIVEサブスクリプション」とは、クリエイターが自由に特典を設定し、視聴者にオリジナルの月額サービスを提供できます。
登録者数に応じた報酬があるため、登録者数が増えれば、安定した収益化につながります。
「LIVEサブスクリプション」の特典
- バッジ
- エモート
- 限定Live
- 限定動画
- 限定チャット
- 限定ギフト
- オリジナル特典
定期的にライブ配信を行えて、ファンが多い人には「LIVEサブスクリプション」が向いているそうです。
TikTok収益化でいくらぐらい稼げるのか
TikTok収益化でいくらぐらい稼げているかを、5つの収益化の方法ごとにまとめました。
- 投げ銭を受け取る➡︎0〜1,000万円
- 企業案件を受ける➡︎フォロワー数✖️2〜6円
- 外部サイトへ誘導する➡︎数百円〜数十万円
- Creator Rewards Program➡︎1再生あたり「0.02〜0.08円」
- サブスクリプション➡︎還元率は30〜50%
収益化できる金額には方法によって大きな差があります。
投げ銭を受け取る
投げ銭(ギフト)での収益相場は、1配信で0〜1,000万円ほどと言われています。
投げ銭が0円なら配信の収益も0円です。
しかし、少ないフォロワー数でも、ライブ配信で注目を集めることができれば収益化が狙えます。
また、TikTokの還元率は30〜50%と低いですが、利用者が多いので、人気配信者となれば爆発的な収益化も可能です。
フォロワー数は1000人以上が目安です。
企業案件を受ける
企業案件の収益相場は、1投稿あたり「フォロワー数✖️2〜6円」で、フォロワー数の多さで単価が変わります。
- フォロワー数1万人の場合:単価2〜3円
- フォロワー数10万人の場合:単価3〜5円
- フォロワー数100万人の場合:単価4〜6円
案件やその受け方によっては、さらに単価が上がる可能性があります。
企業案件で収益化したい場合は、フォロワー数1万人以上が目安と言われています。
外部サイトへ誘導する
アフェリエイトと商品販売では、収益化に大きな差が出る場合があります。
アフェリエイト
アフェリエイトでの収益相場は、一件成約で「数百円〜2万円」です。
手軽に始めることはできますが、収益化の難易度は高めで、案件によって相場や成約率がさまざまです。
多くのフォロワー(1万人〜10万人程度)も必要となります。
商品販売
商品販売での収益相場は、一件成約で「数百円〜数十万円」です。
ECサイトで取り扱商品を販売すると単価が安いかもしれませんが、公式LINEから講座などの販売は高単価商品のため一気にまとまった収益化につながります。
TikTok側に支払う手数料もありません。
Creator Rewards Program
「Creator Rewards Program」での収益相場は、1再生あたり「0.02〜0.08円」です。
再生回数に応じて報酬がもらえるため、たくさん視聴されれば、その分多くの収益が見込めます。
1000回再生されれば収益は20〜80円、収益化条件のフォロワー数1万人が再生したら収益は200〜800円となります。
サブスクリプション
サブスクリプションの収益目安は、登録者数に応じた報酬となっています。
しかし、サブスクの還元率は30〜50%であり、収益が全額もらえるわけではありません。
例えば、10万円の利益を得ることができても、収益は3〜5万円程度となってしまいます。
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