若い世代に特に人気があるTwitter(ツイッター)ですが、利用時に年齢制限があることをご存じでしょうか?
子供たちをネット上のトラブルから守るためにも大事な制限と言えますが、実は大人であってもアカウントがロックされる危険があるため注意が必要です。
ここでは以下の内容についてご説明していきます。
- Twitterの年齢制限がかかる条件や制限の内容
- Twitterの年齢制限を解除する方法
アカウントロックされてしまうと解除する手順がめんどうだったり、最悪の場合は解除できない可能性もあるので、お気を付けくださいね。
Twitterの年齢制限は何歳?
Twitterの年齢制限は13歳のため、13歳以上でないとサービスを利用することができません。
公式のプライバシーポリシーにも以下のようにハッキリと明言されています。
Twitterのサービスは、お子様を対象としておらず、13歳未満のお子様は、Twitterのサービスを利用することはできません。(プライバシーポリシーより引用)
大人も注意!誕生日の設定でアカウントロックされることも…
Twitterでの年齢は、ユーザーが任意で設定する生年月日をもとに計算されます。
審査などもないため、嘘の誕生日を入力すれば子供でも使えるのが実態です。
逆に大人がうっかり入力ミスで13歳未満の誕生日を入力すると、アカウントがロックされて見れなくなります。
ミスでなくても、例えば設立10年の企業アカウントが、10歳のつもりで生年月日のところを設定すると同じ状態になってしまうので、しっかり制限内容を理解した上で設定してくださいね。
Twitterに年齢制限がかかるとどうなる?
では実際にTwitterで年齢制限の対象になってしまうとどうなるのでしょうか?
13歳の制限だけでなく、18歳の制限もあるので、それぞれ詳しくご説明します。
誕生日が13歳未満のアカウントはTwitterが使えない
すでにお伝えした通り、13歳未満の場合、Twitterを使えません。
「使えない」というのは、「アカウントロック」の状態を意味します。
13歳未満の誕生日を登録完了したらすぐアカウントロックの状態になり、閲覧も投稿もできず他のアカウントからも見えなくなります。
18歳未満はセンシティブツイートが見れない
Twitterの年齢制限にはもうひとつ、18歳未満はセンシティブツイートを見れないというものもあります。
センシティブツイートとは、取り扱いに注意が必要なコンテンツのことで、いわゆる「成人向けコンテンツ」等が該当します。
このような表記でコンテンツが非表示になっている投稿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
適用ルールや判断基準についてはTwitterのヘルプセンター「センシティブなメディアに関するポリシー」に記載されていました。
特定のセンシティブなメディアを、18歳未満の閲覧者や、プロフィールに生年月日を登録していない閲覧者に対しては表示しないようにします。(ヘルプセンターより引用)
上記の通り、大人であっても誕生日が未登録の場合は制限が適用されます。
ただし13歳未満の制限と同じく「生年月日」で判断しているため、18歳以上になるように登録すればセンシティブツイートも見ることができます。
Twitterが年齢制限で見れない!解除する方法を解説
13歳、18歳の年齢制限の他にもTwitterが見れないケースがありますので、具体的な制限の内容と解除方法についてご説明します。
また、アカウントロック時の対応についても順を追って説明しますので、もしロックがかかってしまった人は参考にしてくださいね。
iOSでは17歳もダメ?
実はiPhoneには年齢によってアプリの表示/非表示を切り替える機能があり、Twitterの場合は17歳未満の場合、非表示になります。
これは2017年にあったiOSのアップデートによる仕様変更で、iOSの公式アプリのみが対象のため、AndroidやWebブラウザ経由で閲覧する場合には関係ありません。
さらにiPhoneのペアレンタルコントロール機能を使って年齢制限を有効にしている場合のみ、対象となります。
この年齢制限は「4歳以上」「9歳以上」「12歳以上」「17歳以上」の4つの区分に分けて制御しており、2017年のアップデートではTwitterが「17歳以上」の区分に指定されたことで、17歳未満の場合はTwitterアプリが非表示になりました。
ロック解除には身分証明書が必要?
アカウントがロックされた場合、Twitterのフォーム画面からロック解除の申請ができます。
その際には、ユーザーID・氏名(本名)・メールアドレスの他に身分証明書(写真付き)の提示が必要となりますので、13歳未満の方が自力でロック解除するのはかなり難しいかもしれません。
ちなみに著者の場合は申請完了からロック解除まで約1時間だったので、写真付き身分証明書のコピーをすぐ準備できるのであれば、新しいアカウントを作るよりも解除申請した方がよさそうです。
【iPhone版】Twitterの年齢制限を解除する手順
前述の、iPhoneペアレンタルコントロール機能による公式アプリの年齢制限については以下の手順で解除することができます。
もしスクリーンタイムパスコードを設定している場合はパスコードを入力して解除する必要がありますので、あらかじめ保護者の方に利用許可を得ておいてください。
- 設定→スクリーンタイム→コンテンツとプライバシーの制限→コンテンツ制限を開く
- (※パスコードを設定している場合のみ)スクリーンタイムパスコードを入力し解除する
- Appを開き、「すべて許可」をチェックする
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