Twitter Blueとはオプトイン方式(同意方式)の有料制サブスクリプションで、認証バッジ(公式マーク)を追加したりツイートを編集するなど、最新の機能をいち早く利用できるというメリットがあります。
日本では2023年1月11日から導入されており、料金はアプリからの購入で月額1,380円、ブラウザ(Web)版からの購入で月額980円です。
解約の際は期間終了までサービスが続き、何らかの理由(凍結などを含む)でアカウントにアクセスできなくても、日割りでの返金や法的要請がある場合以外の返金はされないため注意してください。
X Premiumに課金したらできること・メリット9つ
X Premiumに課金すると、X Premium限定の便利機能が使えて、認証バッチ(公式マーク)がつくといったメリットがあります。
便利機能は課金後すぐに使えるようになり、認証バッジ(公式マーク)に関しては審査終了後に付与されるため、すぐには付与されない点に注意してください。
- 認証バッチがつく
- Twitterアプリのカラーを変更できる
- ブックマークのフォルダ分けができる
- ツイート編集や取り消しができる
- ナビゲーションバーをカスタムできる
- 話題の記事が一覧化される
- 優先的に表示される
- 広告が半減する
- 1時間動画を投稿できる
以下でそれぞれの詳細を具体的にご紹介していきます!
認証バッチがつく
これまでの認証バッジ(公式マーク)は、信頼に値するアクティブなアカウントにのみTwitter社が個別に認証し付与していましたが、現在は個別認証に加えてTwitter Blueを保有している証としても付与されるようになりました。
Twitter Blue保有中は認証バッジを非表示にすることはできず、途中で解約した場合でも期間終了までは表示されたままです。
ただしプロフィール画像や名前、ユーザー名を変えた場合は、変更内容の審査が終わるまで一時的に認証バッジが非表示となります。
Twitterアプリのカラーを変更できる
Twitter Blueを購入すると、Twitterのリンクやツイート、アプリアイコンのカラーテーマを変更できます。
複数の色の中から好きな色を選べて、期間限定色もあるため、購入後は定期的にチェックしてみましょう。
ブックマークのフォルダ分けができる
これまでのTwitterではブックマークのみでしたが、Twitter Blueを購入することで、無制限でブックマークフォルダを作成・管理できるようになりました。
ツイートをブックマークに追加してフォルダに分けておくことで、見返したいツイートやお気に入りのツイートをあとから簡単に見つけられます。
ツイートをブックマークに追加する方法や、フォルダの作成・管理する方法は以下のサイトをご覧ください。
[プロフィール] メニューからブックマークフォルダを作成する方法
ブックマークに保存したツイートをプロフィールから既存フォルダに追加/削除する方法
ブックマークに追加したツイートを新しいフォルダに追加したり、新しいフォルダから削除したりする方法
ツイート編集や取り消しができる
ツイート内容を誤って投稿してしまった場合、30分以内で最大5回までツイートの編集ができ、取り消し期間を設定しておけば誰にも見られずにツイートを取り消すことも可能です。
ツイートの取り消し期間は「5・10・20・30・60秒」から選べて、設定時間内は他のユーザーには非表示になっており、投稿画面で「今すぐ送信」を押せばすぐに表示させることもできます。
ツイートの編集はリプライ(返信)や引用リツイートではできず、ツイートを編集した際は最終更新の時間が表示されて、投稿を見た人にも分かるため注意が必要です。
現時点では直っているという声もちらほら見られますが、ツイートを編集するとタイムラインのトップに表示される事例もあったため、こちらも注意してください。
ナビゲーションバーをカスタムできる
Twitter Blueを購入すると、ナビゲーションバーに表示させる項目の追加や削除ができて、お気に入りのコンテンツやTwitter機能にすぐアクセスできるようになります。
ナビゲーションバーに表示する項目は、2〜6つの範囲で選択することができるので、Twitter Blueを購入したらぜひ試してみてくださいね。
話題の記事が一覧化される
Twitter Blueを購入すると、自分のフォローやフォロワーの間で最も多く共有されている記事が、ショートカットになって表示されます。
具体的には「フォロー内の人があるニュース記事に対して反応した数」や「フォロー内の人のフォローしている人がニュース記事に対して反応した数」がリスト化されるのです。
優先的に表示される
Twitter Blue保持者のリプライ(返信)やツイートは、優先的にトップに表示されるようになっています。
一般ユーザーのツイートやリプライよりも他のユーザーの目につきやすくなるため、賛否両論あるようです。
Twitter Blueを購入後は、あまり人に見られたくないツイートなどは控えるか、アカウントに鍵をかけたほうがよさそうですね。
広告が半減する
現時点で広告数が半分になる機能は公開日が未定です。
今後Twitter Blueを保持していると、広告の表示回数が半減するので、広告が煩わしいという人からは好評です。
しかしお金を払っても完全非表示ではないため不満の声も多く、広告が増えるバグも起こっているようなので、広告を減らしたい方は今後のアップデートに期待しましょう。
1時間動画をアップできる
無課金だと動画の長さは最大4分までですが、Twitter Blue保持者は(ブラウザ版の場合)長さ最大60分、ファイルサイズ最大2GBまでの動画をアップできます。
アプリ版でも長さ最大10分まで延ばせて、1080p(HD画質)の高画質動画もアップできるようになったため、さらに活用の幅が広がりました。
Twitter Blueの料金は支払い方法によって違う?一番安く購入する方法
Twitter Blueの料金は、購入する方法と国によって異なります。
日本でTwitterアプリから購入する場合は月額1,380円、ブラウザ(Web)版Twitterから購入する場合は月額980円です。
アプリから購入する場合、AppStoreやPlayストアの手数料がかかるため、ブラウザ(Web)版よりも高くなります。
VPN経由で海外の料金で購入することもできますが、現地価格となり現時点では日本が1番安いようです。
日本以外の国で購入する場合は、以下の料金表を参考にしてください。
国 | 月額料金(アプリ・ブラウザ) |
アメリカ | 11.00米ドル・8.00米ドル |
カナダ | 15.00カナダドル・10.00カナダドル |
オーストラリア | 19.00オーストラリアドル・13.00オーストラリアドル |
ニュージーランド | 19.00ニュージーランドドル・13.00ニュージーランドドル |
イギリス | 11.00英ポンド・8.00英ポンド |
今後値上げするという噂も・・・
現在Twitter Blueの料金は期間限定価格と表記されているため、今後値上げされるという噂もあります。
実際にアメリカを含む5カ国は、2月から値上げするという通知が既にきています。
Twitter Blueを今後も継続しようと考えているのであれば、ブラウザ(Web)版から申し込める年額プラン(10,280円)もおすすめですよ。
月額プランと比べて年間約1480円も安くなり、今後値上がりすることも考えると、期間限定価格のうちに買ってしまうのも手です。
Twitter Blueを購入するやり方(Twitterアプリ/ブラウザ)
Twitter Blueの購入方法は、アプリからとブラウザ(Web)からの2種類があります。
以下でそれぞれやり方を解説するので、購入する際に参考にしてくださいね。
Twitterアプリの場合[iOS・Android]
- Twitterを開く
- アイコンを押す
- 「Twitter Blue」を選択
- 画面下側にある「購入する」を押す
- 電話番号を認証する
- メールアドレスとクレジットカード情報を入力
- 「申し込む」を押せば完了
ブラウザ版Twitterの場合
- Twitter.comを開く(アプリが開いてしまう場合は長押しで新規タブから開く)
- 左側のサイドバーにある「Twitter Blue」を選択
- 画面下側にある「購入する」を押す
- メールアドレスとクレジットカード情報を入力
- 「申し込む」を押せば完了
Twitter Blueはデメリットだらけでいらない?凍結やシャドウバンのリスクあり
便利機能などのメリットがあるTwitter Blueですが、凍結やシャドウバンが相次ぐなどデメリットもいくつかあるのでよく確認しておきましょう。
以下にデメリットをまとめましたので参考にしてください。
- 審査が通らない場合、規約違反で凍結されることがある
- 審査が終わるまで名前の変更ができない(認証時間2日〜1週間程度かかることも)
- Twitter Blueに加入したことでシャドウバンされたという人も
- Twitter Blueが実装されて間もないためバグが多い
複数のサブ垢がある場合や、センシティブなツイートを複数投稿またはRTしてる場合などは、Twitterの規約違反により審査で凍結されるリスクが高いようです。
アカウントが凍結すると、アプリから解約ができず、放置すると課金され続けるので注意してください。
凍結された場合はクレカを止めるかブラウザ版のTwitterから解約、現在審査中であれば一度解約しておくという手もあります。
Twitter Blueができない原因と対処法
Twitter Blueの審査には2〜3日ほどかかることが多く、まれに1週間を超えることもあります。
1週間以上経っても認証マークがつかない場合や、審査が一向に終わらない場合、Twitter Blueの対象外である可能性も高いです。
Twitter Blueができない場合、以下5つの原因に当てはまらないか確認してみてください。
アカウント作成から90日が立たないと登録できない
青バッジが悪用される可能性もあることから、セキュリティ対策の一環として、アカウント作成後90日が経過していないとTwitter Blueができません。
作成後90日以上経過したTwitterアカウントのみ、Twitter Blueにご登録いただけます。
引用:Twitterヘルプセンター Twitter Blueについて
電話番号を認証していない
セキュリティ対策の一環として、Twitter公式で以下のように明記されているため、電話番号が認証されていないとTwitter Blueができません。
Twitter Blueのすべてのサブスクライバー様は、ご登録の一環として電話番号の認証を受ける必要があります。
引用:Twitterヘルプセンター Twitter Blueについて
アイコンや名前、プロフィールを3日以内に変えたアカウントはできない
過去3日以内にアイコンや名前、ユーザー名を変更していたり、名前とアイコンが設定されていない場合もTwitter Blueができないので注意してください。
過去3日以内にプロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@から始まる名前)を変更したTwitterアカウントも、Twitter Blueにご登録いただけません。
引用:Twitterヘルプセンター Twitter Blueについて
過去30日以内に非アクティブの状態だとできない
Twitter公式で、過去30日以内に非アクティブな状態だとTwitter Blueができないと明記されているので注意してください。
「Twitter Blueにサブスクライブするには、対象のアカウントが過去30日間にわたってアクティブである必要があります。
引用:Twitterヘルプセンター Twitter Blueについて
Twitterアプリを最新バージョンにアップデートしていない
Twitter Blueは新機能なので、アプリのバージョンが古いと表示されません。
Twitterのバージョンアップは簡単にできるので、Twitter Blueの購入の有無に関係なく最新にアップデートしておきましょう。
以下の記事で、バージョンの確認とアップデートの方法を詳しく解説しているので参考にしてくださいね。
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