今流行っているBeRealってどんなアプリ?友達以外にも見られたりするの?
BeRealの読み方は、「ビーリアル」と読みます。初めて聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
BeReal(ビーリアル)とは、2020年にフランスでリリースされ、リアルな日常を友達と共有することができる「盛らないSNS」として人気が高まっており、日本でも2023年1月頃から人気が出てきた比較的新しいSNSアプリなんです。
1日1回不規則なタイミングでアプリから通知が届き、通知が来たタイミングで「インカメラ」と「アウトカメラ」の両方で「今何しているか」を同時に撮影し、投稿します。
そして、5回連続でBeReal(ビーリアル)を制限時間内に投稿できたら、自分のプロフィールに🔥のマークが表示され、何回連続で投稿できるかのカウントが始まります。
このように「制限時間内にいかにいい写真を何回連続で撮ることができるか」というようなゲーム感覚でアプリを利用できるという理由から、今Z世代を中心に人気を集めています。
しかし、投稿のタイミングを自分で選ぶことができないため、投稿した写真によってはトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
- BeReal(ビーリアル)とは?特徴や使い方
- 通知が届いてから2分以内に投稿する、公開範囲の設定など
- BeReal(ビーリアル)の危険性と注意点
- 位置情報を知られる可能性や個人情報の流出など
以下で詳しく解説します。
BeReal(ビーリアル)で楽しく友達とリアルな日常を共有してみたい方は、是非参考にしてみてくださいね。
BeReal(ビーリアル)とは?特徴や使い方
BeReal(ビーリアル)の主な特徴は、以下の6つが挙げられます。
使い方も一緒に解説しますね。
一日一回通知が来て2分以内に投稿する
BeReal(ビーリアル)では、一日一回ランダムなタイミングでアプリ側から通知が届き、その通知から2分以内に写真を投稿しなければならない仕様になっています。
写真の撮り方は、「インカメラ」と「アウトカメラ」の両方で撮影します。
2分以内であれば、何度でも撮り直しはできますが、投稿した写真に撮影回数が表示されてしまいます。
撮り直したことがバレたくない場合は、一発で撮影する必要がありますよ!
撮影方法
- 通知が来たらアプリを開く
- 「通知」を選択
- 2分以内に写真を撮影
- 「送信」を選択して投稿完了
しかし、2分以内に投稿することができない場合もあります。
2分以内に投稿できなかったとしても、他のユーザーの投稿が見れなくなるだけで、特にペナルティのようなものが課せられるわけではありません。
また、2分以降に投稿することもできます。
2分以降に投稿する場合は、「◯分遅れ」とメッセージが表示されるようになっています!
2分以降に投稿する場合の撮影方法
- 「BeRealを投稿する」または「BeRealを撮影してください」、最下部中央の丸ボタンを選択
- 写真を撮影して投稿
投稿は毎日削除されて残らない
投稿は24時間後に自動的に消えるため、友達の過去の投稿を見ることはできません。
しかし、投稿が削除されたわけではありません。投稿が非表示の状態となっているのです。
そのため、自分の過去の投稿は「メモリーズ」から確認することができます。
アプリ内から投稿した写真を削除したい場合は、メモリーから写真を削除する必要があります。一度メモリーから削除した写真は復元できないので注意してくださいね。
最大3枚まで撮影可能
BeReal(ビーリアル)では、Bonus Bereal(ボーナスビーリアル)という機能があり、最大3枚まで投稿ができるようになっています。
3枚投稿するためには、最初の通知で2分以内に写真を投稿する必要があります。
2分以内に写真を投稿することができれば、その日はボーナスとして好きな時間にあと2回BeReal(ビーリアル)に追加で投稿ができます。
Bonus Bereal(ボーナスビーリアル)の投稿方法
- BeReal(ビーリアル)の右側フレームにある「Bonus Bereal(ボーナスビーリアル)」の投稿オプションを選択
- フレームを選択してカメラを起動
- Bonus Bereal(ボーナスビーリアル)を撮影
BeReal(ビーリアル)を削除してしまうと、Bonus Bereal(ボーナスビーリアル)も削除されてしまうので注意してくださいね!
公開範囲を設定する
BeReal(ビーリアル)は、投稿するときに公開範囲を設定することができます。
公開範囲は、「私の友達のみ」「私の友達+その友達」「グローバル」から選択できます。
グローバルを選択すると、投稿した写真が世界のユーザーに配信できます。
また、「私の友達+その友達」を選択した場合は、友達を介して、友達の友達と繋がることができます。
しかし、自分の投稿が友達以外の人にも見られることになるので、特定の友達の友達には投稿を見られたくない場合は、その人を非表示にすることができます。
特定の友達の友達を非表示にする方法
- 友達の友達の投稿画面を開く
- 投稿画面右上の「×」を選択
友達の友達を非表示にすることで、お互いの友達リストから名前が削除されます。
友達を非表示することは、できません。
コメント/いいね/リアクションができる
BeReal(ビーリアル)では、友達の投稿に対してコメントやいいねをすることができます。
しかし、他のSNSと違い、いいねなどは、「RealMoji」という自撮り写真を用いたスタンプでリアクションします。
いいねのポーズや悲しい表情をしたりして、自撮り写真を撮影しリアクションすることで、相手へ気持ちを伝えることができます。
RealMojiの使い方
- リアクションしたい友達の投稿を探す
- 投稿の右下にある「絵文字」を選択
- 使いたい絵文字を選択
- 絵文字を真似した写真や好きな表情で写真を撮影
- 画面の下に表示される青いボタンを選択
RealMojiで作成したスタンプを変更する方法
- リアクションを変更したい友達の投稿を探す
- 投稿の右下にある「絵文字」を選択
- 変更したい絵文字を長押し
- 絵文字の右上の赤い「×」を選択
- 「削除」を選択
- 上記の「RealMojiの使い方」を参考にもう一度スタンプを作成
コメント方法
- コメントしたい友達の投稿の右下の「コメントマーク」を選択
- コメントを入力
- 「送信」を選択
BeReal(ビーリアル)では、繋がっている友達の人数やRealMojiの数は、表示はされないため、他人のことを気にせず投稿を楽しめる仕様になっています。
インスタグラムとの違い
BeReal(ビーリアル)とインスタグラムには、以下5つの違いがあります。
「フィルター」や「エフェクト機能」がない
インスタグラムでは、「エフェクト機能」や「フィルター」を使用し、映えを意識した写真を投稿することができます。
しかし、BeReal(ビーリアル)では、そのような機能はありません。
時間内にありのままの写真を投稿し、リアルな日常を友達と共有できるようになっています。
通知が来たタイミングで投稿しなければならない
インスタグラムは、自分の好きなタイミングで投稿できますが、BeReal(ビーリアル)では1日に1回ランダムに通知が来てそのタイミングで写真を撮影し投稿するようになっています。
投稿するまでの時間制限がある
インスタグラムでは、自分の納得いく写真を撮影したり、加工したりと投稿までの時間制限はありません。
BeReal(ビーリアル)では通知が来てからどんな写真であろうが2分内に投稿しなければならいない、という時間制限が設けられています。
投稿しないと友達の投稿を見ることができない
インスタグラムでは、投稿をしなくても友達の投稿を見ることができますが、BeReal(ビーリアル)では、自分が投稿しない限り友達の投稿を見ることができません。
また、相互フォローしていないとお互いの投稿を見ることもできません。
投稿回数に制限がある
インスタグラムでは、1日に何回でも投稿をすることができますが、BeReal(ビーリアル)では「1日1投稿」しかできません。
2分以内に写真を投稿できた場合のみ、最大3枚まで投稿することができます。
BeReal(ビーリアル)の危険性と注意点
BeReal(ビーリアル)では、3つの危険性があります。
2分以内に写真を投稿しなければならないので、確認もせずに焦って写真を投稿することがないようにしてくださいね!
位置情報がデフォルトでオンになっている
位置情報をオンにしていると、投稿した時に写真を撮影した場所が友達に知られてしまいます。
BeReal(ビーリアル)では、位置情報機能がデフォルトでONになっているため、個人情報を特定されないためにも写真を投稿する時には必ずOFFにするようにしてください。
位置情報をONにして投稿してしまうと、2分以内に写真を投稿するため、自分のリアルタイムの位置情報が相手にわかり、個人の特定やストーカー被害などに繋がる可能性があります。
位置情報をOFFにする方法
- 通知が来たら投稿する写真を撮影
- (iPhoneの場合)「送信」の上にある位置情報の「OFF」を選択
(Androidの場合)「位置情報をオフにする」を選択
位置情報をONにして投稿した場合は、写真撮影時点の位置情報が共有されます。
スクショはバレるが画面収録は相手にバレない
BeRealでスクショをすると相手に通知がいきバレる仕組みですが、画面収録では相手にバレることはありません。友達の投稿した写真をスクショした場合、相手の写真の右上にスクショ回数が表示されます。
アカウント名も表示されるため、誰がスクショしたのか特定することができます。
BeReal(ビーリアル)で投稿した写真をスクショされてしまうと、自分の日常などのプライベートの写真が、不特定多数の人に拡散されてしまう可能性があります。
そのため、スクショした人が特定できる機能があることで、スクショ防止に繋がり、安全にBeReal(ビーリアル)を利用できるようになっているのです。
BeReal(ビーリアル)でスクショしたアカウントの確認方法
- 投稿した写真の右上の数字を選択
- (iPhoneの場合)「シェアして明かそう」を選択
(Androidの場合)ローカルストレージのアクセスを「続ける」→「許可」を選択 - スクショしたアカウントが表示
スクショした後に相手が自分のことを削除したり非表示にしても、アカウント名はリストに表示されるので、誰がスクショしたかは特定できます。
しかし、画面収録では相手に通知がいくことがないので、バレません。
画面収録したものをスクショすることができてしまうんです。
個人情報や肖像権に気をつける
BeReal(ビーリアル)では、インカメラとアウトカメラで撮影し投稿するようになっているため、特にアウトカメラでの写真に、住所が特定されるものや知らない人の顔が映り込むことによりトラブルに巻き込まれる可能性があります。
BeReal(ビーリアル)では、通知が来てから2分以内に写真を投稿しなければなりません。
急いで写真を撮って投稿するため、十分に写真の確認ができない場合があります。
そのため、個人情報が流出したり、知らない人が写ってしまうと「肖像権の侵害」や「プライバシーの侵害」に当たり、訴えられる可能性もあります。
また、投稿した写真をスクショされたりすると拡散されるリスクもあります。
投稿する前には、必ず投稿する写真を確認するようにしてください。
もし投稿してしまった場合には、早めに投稿した写真を削除するようにしてください。
投稿した写真を削除する方法
- 投稿の右上の「•••」を選択
- 「BeRealを削除する」を選択
コメント