
あれ?LINE通話が聞こえない…たまに途切れて切れることもあるけどなぜ?
自分の問題か相手の問題かもよくわからないし...どうしたらなおる?

結論からいうと、マイクがミュート設定になっていたりBluetoothが繋がっていたりと、様々な可能性が考えられます。
相手と無料で電話をするときに大活躍するLINEの無料通話機能。今ではほとんどの方が利用しているのではないでしょうか。
そんなLINE通話ですが、いざ使ってみると、相手の声が全然聞こえなかったり、やけにプツプツと途切れたりすることがあります。
本記事ではそんなLINE通話で相手の声が聞こえない時の原因や対処法、またそもそも通話機能自体が使えないときの解決方法を解説していきます。
- この記事は2025年4月に
- iPhoneアプリ「LINE」Ver.15.5.2
- Androidアプリ「LINE」Ver.15.5.3
- 以上の環境下で検証・更新しました。
LINE通話で相手の声が聞こえない・途切れる原因と対処法
LINEの無料通話で相手の声が聞こえない・途切れる原因と対処法を、以下のパターン別に紹介します。
- マイクがミュートになっている
- 通話音量が小さい
- 電波が悪く、通信環境が不安定
- 通信速度制限がかかっている
- Bluetoothイヤホンなど外部機器に繋がっている
- Full HD voice・OpenSL、オーディオモードに問題がある(Androidのみ)
- どれをやっても無理だった場合:端末を再起動してみる
- どれをやっても無理だった場合:LINEアプリや端末のOSが古いかも

これかも?というのがあれば試してみてね!
マイクがミュートになっている

LINE通話の画面でこのようにマイクにスラッシュがついている場合は、自分のマイクがミュートになっています。
LINE通話が全く聞こえない場合は、通話相手と自分のマイクがミュートになっていないか確認しましょう。

[マイク]をタップするとミュート解除ができます。
通話音量が小さい
そもそもスマホなどの音量が0になっていないか確認しましょう!
音量ボタンは大概スマホの側面にあるので、ボタンを押して音量を上げてみましょう。

電波が悪く、通信環境が不安定
LINE通話はインターネットの『データ通信』を使った無料通話サービスなので、ギガ(GB)を消費するモバイルネットワーク通信やWiFiなどの通信環境によって、通話の質が大きく左右されます。
通信環境が不安定だと、途切れ途切れになったり、切れてしまうこともあります。

まずはスマホなど、端末の電波を確認しよう!

電波が悪いのであれば、電波のいい場所に移動したり、WiFi接続に切り替えたりしてみてください。

ただし公共のフリーWiFiやポケットWiFiだと、あまり電波はよくならないことがあります。
通信速度制限がかかっている
WiFi接続ではなく「モバイルネットワーク通信(スマホの電波)を使っている方向け」です。
端末の契約プランによって「1ヶ月で3GB使える!」など、モバイルネットワーク通信の制限があります。
外で動画や音楽を再生しまくったり、家でもWiFi接続ができてなかった!などがあれば、月末には通信速度制限がかかります。
そうなると全てが遅く、カクカクに…もちろんLINE通話も途切れたり接続が不安定になってしまいます。
速度制限がかかっているかどうかは、使っているキャリア(auやLINEMO、Y!Mobileなど)の通信制限確認方法を実行してみましょう。

もし制限がかかっているのであれば、追加でパケット通信を購入するか、WiFi接続でLINE通話をしましょう。
Bluetoothイヤホンなど外部機器に繋がっている
Bluetoothは一度接続したことがあると、次回デバイスの電源がオンになった時に、自動でBluetooth接続するよう設定されていることがあります。

LINE通話が聞こえないと思ったら、部屋のどこかにあるBluetoothイヤホンと繋がってた!なんてこともあるあるだね〜

「もしもし?もしもし?」って言っても相手がずっと無言で、「あ!イヤホン繋がってた!」ってあるあるね
Bluetooth接続が原因かも?と思ったら、接続中のBluetoothを確認するか、端末の全Bluetooth接続をオフにしてみましょう!
Bluetooth接続が原因かも?と思った方はこちらを参照(iPhone/Android)
iPhoneのBluetooth確認方法




Android端末のBluetooth確認方法




端末の全Bluetooth接続をオフにするには、スマホの画面一番上から下に指をスライドしてメニューを表示し、「Bluetooth」のマークをタップしてオフにしましょう!

Full HD voice・OpenSL、オーディオモードに問題がある(Androidのみ)
Androidの場合、LINE通話での音質をより良くする設定として「Full HD voice・OpenSL」、「オーディオモード」などがあります。
しかしAndroidの一部の端末ではこれらの設定がオンになっていると問題が発生する場合があるようです。
一度「Full HD voice・OpenSL」はオフ、「オーディオモード」は通常モードに変更して通話を試してみてください。
- ホームタブ右上の設定(歯車マーク)を開く
- [通話]を選択
- [通話の詳細設定]を選択
- [Full HD voice通][OpenSL]をオフ、[オーディオモード]を通常モードに設定
画像つきの解説はこちら




どれをやっても無理だった場合:端末を再起動してみる
ここまで紹介した方法をすべて試しても、LINE通話で相手の声がまだ聞こえなかったりするという方は、一度アプリを再起動(タスクキル)をしてみてください。
普段電源を切らないPCやスマホでも、一度端末の再起動をしてみましょう。

アプリや端末の再起動してみたらなおった!ということは一番あるあるとも言えます。
どれをやっても無理だった場合:LINEアプリや端末のOSが古いかも
古いアプリやOS(端末のバージョン)を使っていると不具合を起こすことがあります。最新にアップデートしてみましょう。
【LINE Out】が聞こえない原因と対処法(2023年5月にサービス終了)
以前はLINE無料通話以外に、『LINE Out』というサービスを使って一部無料通話を使うことが可能でした。
ですが2023年5月31日『LINE Out』のサービス自体が終了し、無料で電話ができた『LINE Out Free』というサービスも使うことができなくなってしまいました。
以下に、『LINE Out』が使えていた頃の『LINE Out』が聞こえない原因と対処法を残しておきます。
【LINE Out】が聞こえない原因と対処法(既にサービス終了)
ここではLINE無料通話ではなく、LINE Outが聞こえないときの原因と対処法を解説します。
LINE Outにも通常の『LINE Out』と『LINE Out Free』があります。詳しくは公式サイトを参照してみてください。

『LINE Out』はLINE無料通話とは違い、通話した分だけ通話料がかかります。(普通に電話するよりは全然安い)
『LINE Out Free』は無料通話対象地域があり、その地域であれば国によって1〜5分の通話が無料です。ただし15秒程度の広告を見る必要があります。
LINE Outで通話が聞こえない・途切れる原因は、ほとんどLINE無料通話と共通しますが、以下で原因と対処法を紹介します。
LINEアプリに電話の権限を許可していない(Android)
Androidの端末設定では、LINEアプリに許可するものとして[電話]という項目があります。(iPhoneにはありません)
この電話権限がオフになっていると、LINE Outで通話することができません。
電話の権限を許可する方法(Android)
電話の発信を許可するポップアップが出たら、そのタイミングで[許可]にすればOK!

もしくは以下の設定手順でもできます。





通話音量が小さい
LINE Outが聞こえない原因として、通話音量が単に小さいという可能性があります。
見逃しがちなので、一応端末の音量を上げてみましょう…!
Bluetoothイヤホンなどの外部機器に繋がっている
聞こえない!なぜ?と思ったらBluetooth繋がってた…というのはよくあること。
LINE無料通話の方で詳しいBluetoothの接続解除方法を解説しているのでそちらを参考にしてください!
LINE Out Freeは制限時間になると自動で切れる
LINE Out Freeは地域によって無料通話時間が違います。
日本では固定電話へ3分、携帯電話へ2分まで無料で、その制限時間をすぎると自動で通話が切れる仕組みになっています。
制限時間で切れてしまったのであれば、有料のコールクレジットを買う必要がある『LINE Out』にするか、数分おきに広告を見ることで通話を続けることができますよ!
聞こえない以前に通話ができない?
LINE通話で相手の声が聞こえない・途切れるという以前に、そもそも通話ができないという人はまず以下をチェックしてみてください。
- LINEアプリにマイクやカメラの権限を許可していない
- LINE通話の着信許可がオフになっている
- 通話したい相手にブロックされている
- 不在着信になってしまう
- 通話したい相手を友だち追加していない
- LINE Outを開始できていない(現在サービス終了)
LINEアプリにマイクやカメラの権限を許可していない

スマホやタブレットなど端末側の設定で、そもそもLINEアプリの通話に必要なマイクやカメラの権限を許可していない場合、通話ができません。
権限設定を変更する方法はこちらを参照(iPhone/Android)
iPhoneの権限設定方法



Android端末の権限設定方法




※LINE Outを使う人は、[電話]権限もオンにしてください!

LINE通話の着信許可がオフになっている
LINEでは通話機能を完全にオフにする設定があり、自分もしくは相手がこの「着信許可」をオフにしていると、通話することができません。

LINEトークは使うけど通話機能はいっさい使わない人や、子どもなどが操作して間違って通話をかけてしまわないようにしたい人には便利ですよね。
着信許可の設定方法



通話したい相手にブロックされている
通話したい相手にブロックされている場合は、トークも通話もできません。(※自分が相手をブロックしていても同じ)
LINEで相手にブロックされているかを確認するには、その友だちにLINEスタンプをあげようとしてみてください。『プレゼントできません』と表示された場合はブロック濃厚です。

相手がブロック解除してくれたら通話できるようになるけど
解除に期待せず、そっとしておいたほうが良いよ…
不在着信になってしまう
「相手に電話をかけても出ないし、折り返しもメッセージも来ない…そもそも気づいているのかな?」という場合は、相手側で通話の着信音が鳴らずに不在着信になっている可能性があります。
これはLINEで時々報告されている不具合らしく、原因不明です。

急ぎの電話でなければ、相手にメッセージを送ってみて返信を待ちましょう!
通話したい相手を友だち追加していない

そもそも通話ボタン出てこないんダケドー!
よし、LINE通話しよう!と思っても、相手を「友だち追加」してLINE上で友だちにならないと通話はできないようになっています。
LINEで友だちになる方法はこちら

もしくはグループのメンバー一覧などから相手のプロフィールを表示し、「+追加」ボタンを押して友だちになりましょう。


LINE Outを開始できていない【LINE Out】(現在サービス終了)
2023年まで利用可能だった『LINE Out』の場合は、設定から規約に同意してサービスを始めないと、そもそも使うことはできませんでした。
LINE Outを開始できていないときの対処法(現在サービス終了)
LINE Outを使うには、LINEアプリの設定からLINE Outの利用規約に同意してサービスを開始する必要があります。
ホームタブ右上の歯車マークから[設定]画面>[LINE Out]をタップして、LINE Outを開始しましょう!

【LINEで相手の声が聞こえない・途切れるその他の原因】相手に問題があるかも
LINE通話で相手の声が聞こえない・途切れるなどの不具合がある時に、自分の問題なのか相手の問題なのか判断が難しいですよね…
そんなときは『LINEテスト通話』を試してみましょう!
LINEアプリで10秒間の通話が録音され、自分の声が相手にどのように聞こえているのかを知ることができます。

録音された自分の声を聞いてみてクリアに聞こえたら、問題は相手かも?
LINEテスト通話をする方法
LINEアプリからLINEのテスト通話を試してみましょう!
- ホームタブ右上の設定(歯車マーク)を開く
- [通話]を選択
- [テスト通話]を選択
- [OK]を選択
- ガイドの指示に従って話せばOK!
画像つきの解説はこちら





相手の問題でもないならLINEに問い合わせてみよう
LINEの問題がどうしても解決しない場合は、アプリなどから『問い合わせ』をすることができるようになっています。
LINEアプリの[ホーム]>[設定(歯車マーク)]>[ヘルプセンター]>[問い合わせ]から、必要事項を入力してLINEに問い合わせるか、以下の公式サイトで注意事項を確認の上で問い合わせてみてください。

【LINEで相手の声が聞こえない・途切れるその他の原因】スマホが壊れてるかもしれない
これまで紹介した方法でも、どうしてもLINE通話で相手の声が聞こえない・途切れる場合は、スマホが壊れている可能性も考えられます。
水没した、強い衝撃を与えすぎた、長年使っているなどの場合は、いずれ故障してどこかに問題が出てきやすいです。

一度修理に出す、もしくは最新OS搭載の端末に買い替えを検討してみましょう!
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