Xで何が起こってる?
X(旧Twitter)のブロック機能に大きな変更が加わりました。これまでユーザーが誰かをブロックすると、ブロックされた相手はそのユーザーの投稿を一切見ることができなくなっていました。しかし、新しい仕様では、ブロックされても相手があなたの公開投稿を閲覧できる状態になります。
仕様変更によりどうなる?
この変更により、リプライやいいねなどのエンゲージメントは制限されるものの、公開された投稿は引き続き見られるため、注意が必要です。
Xをひらくと「まもなくブロックが変わります」と表示されて、スルーした方も多いのではないでしょうか。
でも今回の仕様変更は結構大きいです!必ず対策をチェックしておきましょう。
Xのブロック機能変更点まとめ
- 旧仕様:ブロックされた相手は自分の投稿を一切閲覧できなかった。
- 新仕様:ブロックしても相手は公開投稿を閲覧できるが、リプライなどの操作は制限される。
- 鍵垢:鍵アカウントのユーザーは、引き続きブロックすることで相手に投稿を見られない。
この仕様変更はイーロン・マスク氏の長年の方針によるもので、彼は「ブロック機能は意味がない」と主張しています。特に、他のアカウントを使えばブロックされても投稿を見られるからだという理由を挙げています。
今後DM以外のブロック機能は、削除していく方針だそうです。
しかし、ユーザーの多くはこの変更に反発しており、安全性やプライバシーの懸念が浮上しています。
Xブロック機能また改悪?どうしてこの変更が行われたのか
結論:この変更は、ユーザー間の議論を活発化させ、Xの利用頻度を高めるために行われました。
イーロン・マスク氏は、Xを「議論の場」として捉えており、できるだけ多くのユーザー間で意見交換が行われることを望んでいます。
ブロック機能の制限を緩和することで、対立する意見が交わされる機会を増やし、プラットフォーム上でのアクティビティや広告収入を促進しようとしているのです。彼はXを「対戦型ソーシャルメディア」と称し、ユーザー間の意見のぶつかり合いが新しいコミュニケーションの形だと考えています。
Xブロック機能の仕様変更による影響と注意点
結論:Xのブロック機能が変更され、ブロックしても相手に公開投稿が見られるため、プライバシーや安全対策により一層の注意が必要です。
ブロック機能が変更されることで、今後は公開された投稿が以前よりも広く閲覧される可能性があります。特に、嫌がらせを防ぐためにブロックを使っていたユーザーにとっては、相手が別のアカウントを作らなくても投稿を見られてしまうリスクがあるため、注意が必要です。
鍵垢のユーザーは引き続き、自分の投稿がブロック相手から見られない設定を維持できますが、公開アカウントを使用している場合、対策を検討することが推奨されます。
今後もXを使う人たちがすべき対策4つ
1. 公開投稿の内容に注意
ブロックしても相手があなたの公開投稿を閲覧できるため、公開範囲を意識した投稿を心掛けましょう。
2. 鍵アカウントの利用を検討
プライバシーを守りたい場合や嫌がらせを避けたい場合は、鍵アカウントに設定して投稿の閲覧範囲を制限することを検討してください。
3. ミュート機能の活用
ブロックの代わりにミュート機能を使うことで、相手の投稿を見ないようにできる一方で、相手にはそのことが通知されないため、対立を避ける手段として有効です。
4. 自衛のためのリスク管理
オンライン上でのトラブルや嫌がらせを回避するため、適切なセキュリティ設定や対策を講じましょう。
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